日本ではインターネットの普及と共に、ブログという単語を老若男女の誰もが知ることとなりました。
勿論知るだけでなく、自分で積極的にブログを書いている人も、老若男女問わずたくさんいることでしょう。
そして、芸能人や有名人のブログの更新を楽しみにしている方もまた、世の中にはたくさんいるはずです。
その一方で、ブログにおかしなことを書き込んで、「炎上」なる騷ぎが起きたりすることもあるわけで、全てが素晴らしいことばかりというわけでもありませんが……。
ただ、どうもこのブログというものは、日本ではほとんど「日記」扱いされていますが、海外ではどうなのでしょうか?少し興味があります。
これはブログの起源あたりから調べてみる必要がありそうです。
知っている方も多いかと思いますが、ブログはウェブ(web)とログ(log)の合成後が直接的な語源となっています。
要は「ネット上に残した記録」みたいな意味ですね。
1999年あたりから始まったとする説が多いようです。
ただ、普及したのがいわゆる911のテロ辺りからということなので、その時期に個人の政治的意見表明や意見交換などを目的としたブログが多く立ち上がり、どちらかというと日本のような日記主体よりも、まず何らかの意思表示目的としてのブログが多かった(当時)ということが、日本との違いかもしれません。
勿論、ブログの語源から考えれば、決して単純な日記がブログとしておかしいなんてことはあり得ないのですが、日本は当初からただの日記として普及したので、海外とは若干違いがあったということなのでしょう。
今は欧米でも普通の日記として書いている人も多く、日本と大差はなくなったようですし、日本でも何らかの意思表明として使っている方も多くなっていますから、世界的に傾向は同じになったと言ってよさそうです。
いずれにせよ、どんな立場でブログを書くことになっても、あくまでネットを通じて世界に広まりますから、書くこと自体慎重にということが重要なのでしょう。