来年こそは性格をよくするための計画

年々性格が悪くなってきている気がします。
仕事で何か頼まれると、何でこんなことを私がやらなくてはいけないのだろうとイライラしてしまいます。
職場では、まわりの人に、もっと自分を敬ってほしいという思うようにもなってきました。
他人に対しても、馬鹿っぽいなど常に批判的な目で見てしまいます。

今現状、はっきりいって職場での人間関係はうまくいっているとはいえません。
仲がいい人がいるわけではなく、孤立しているに近い状態です。キャリアも、転職に活かせるようなものが身についているわけでもなく、お金のためと、次の仕事がなかなか見つからないので仕方なく、今の会社に出勤しているというだけです。

イライラをなくして、少しでも幸せな気分になるんだ、といろんな本を買ってみました。
どうしたら、現状を打開できるのか、を見つけたいという願望もこもっています。

購入した本は、「職場のやっかいな人との付き合い方」
「人望の研究、2人以上の部下を持つ人のために、山本七平」
「内向型人間のリーダーシップにはコツがある、ムリに自分を変えないほうがうまくいく、自他ともにみとめる超内気人間が明かす、チームをまとめ、しっかりと結果を残す39のルール」などなど。

どれを読んでも、そのときはその通りとは思うものの、読み終わったら身についた気がしませんでした。
中には、自分の考えとは合わないなという本や、期待どおりでない本もたくさんありました。

そんな中で見つけたのが、ワタナベ薫さんのビジュアル版、品格のある女性にある「感情生理」のレッスンという本でした。
この本は、ワタナベ薫さんのブログで本の中身の写真付きで紹介があったことから見つけました。
写真をみたときの、感想はすごく分かりやすくまとまっている、でした。

たった93ページという薄さですが、シンプルに身につけやすい構成になっていました。

たとえば、私が今職場できらいだと思っている同僚のこと。

いちいちうるさくて、人の仕事をチェックして、ああすればこうすればとガミガミ指図してくるので、とても嫌だと思っています。
そのくせして、自分が一番好かれた存在でいたいので、いい子ぶりっ子をして、一見いい人そうに振る舞います。
人のプライベートに踏み込んで、年齢や結婚しているのかを根ほり、葉ほりと聞くのも嫌いな理由のひとつです。
自分の親戚や友達の自慢話が多く、何か話題を出すと、私のお友達にもそういう人いる~と、その人弁護士しているんですけど、と必ず親戚か友達にその話題を結びつけます。

ワタナベ薫さんの本には、「好きな人」と「キライな人」があなたに教えてくれること、として嫌いな人の嫌いなところは、あなたの改善すべき点や自分では気づかない素の部分が表れているとありました。

この教えは、すっと入ってきて、私もガミガミと指図しているかもしれない、いい子ぶりっ子をしているのかもしれないと自分の身を振り返ることにしました。もし、そのような要素があれば、それを改善して成長に活かせるようにしようと思いました。

ねたむ心を行動のパワーに使おうなど、心をヘルシーに保つための、教えがいっぱい詰まっています。
あまりたくさんのことを覚えようとすると、いっぱいいっぱいになってしまうので、93ページくらいのコンパクトなボリュームがちょうどいいと思いました。

この本を読むと、ポジティブになれて、少し性格がよくなる感じです。

しっかりとこの考えを体にしみ込ませて、来年からは少しでも性格よくしようと重います。”まにわざわざ喧嘩売りに行くことないのにな、と思うこともあるのよ。」と友人。

どこもご近所トラブルはこじれると大変ですね。