食の安全が叫ばれるようになった近年、お米に関しても農薬をたくさん使っているお米よりは、農薬を一切使っていいないお米、いわゆる無農薬米が人気を博すようになってきています。
農作物を育てる上で農薬はもはや切っても切れない関係になっていますが、だからと言って絶対に農薬を使わなければいけないというわけではありません。
農薬を使わないことにとことんこだわれば、難しいかもしれませんが無農薬の農作物を作ることは可能です。
今ではパンを食べる人がかなり多くなってきたとはいえ、日本人の主食は未だにお米です。
それゆえにお米を無農薬米にするということは、それだけ日本人の健康を考えた米作りだということになります。
もちろん、無農薬米となればその分米農家の方の手間ひまを煩わせる
わけですから、その分料金はやはり割増しになってしまいます。
しかし、余計な農薬を一切使っていない無農薬米はとても安全ですし、
たとえば成長途中の子どもに食べさせれば、とても元気にすくすくと育ってくれるはずです。
農薬を含んだ農作物を食べることにより、農薬アレルギーを発症してしまう人もいますから、そういうアレルギー症状に苦しむ人にとっても、農薬を使っていない農作物というのはもっと広まっていかなければならないのです。
現実的に考えれば農薬を使っていないお米を爆発的に増やすのは厳しいのかもしれませんが、それでもあきらめずに増やしていくことが大事だと私は思っています。