ランドセルの思い出

子供たちの幼稚園のバスを待っている時によく近くの小学校の生徒たちが通りかかります。

みなランドセルをしょって元気に下校している様子が見受けられます。

うちの子供たちもあと2年後3年後にランドセルをしょって小学校に行くので、なんだかあっという間で早いなという気がします。

ランドセルをしょった子供たちを見るのが今からとても楽しみです。

ランドセルを見ていると私の子供の頃のことをよく思い出します。

今の小学生のランドセルは赤と黒だけでなく、ピンクや水色などカラフルになってびっくりですが、当時はランドセルはまだ赤と黒だけでした。

私は赤いランドセルでしたが、みんなのものより少し大きめで変な感じでした。

なんでも親が少しでも良いランドセルをと少し高めの良いランドセルを

買ってくれたようで、それで少しサイズが違っていたのです。

当時はそんな親の気持ちがわからないので、最初は皆と違って少し嫌でしたが

徐々に自分のランドセルが好きになってきました。

小学校1年生で初めてランドセルをしょった時はなんだか少し大きくなって嬉しかった記憶があります

両親も当時まだとても元気だった父方の祖母も私のランドセル姿を

見てとても喜んでくれていました。

入園の記念にランドセルをしょった写真もスタジオで撮ってもらいました。

今見ると小さい体に大きなランドセルをしょっているのがこっけいな感じもします

ランドセルをしょって片道20分くらいかけて学校に通ったのをよく思い出します。

私の家は小学校から遠いほうだったので、ほかの友達よりも長く歩くのが嫌でした。

しかし私の家の隣が学童で、学童保育に通う友達も帰り道は一緒だったので、帰りは寂しくなくてよかった記憶があります

遠いけれども毎日通っている道は慣れてくると歩くのも楽しくなってきました。

友達といろいろなことを話したり、だるまさんがころんだをしながら歩いたこともあります。

ランドセルと一緒にさまざまな記憶が蘇ってきます。